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自分の読んだ本の雑把すぎる感想もどき。
空を見上げる古い歌を口ずさむ,小路幸也
2011.10.19 Wednesday
著/小路幸也 P311 ≪37文字×16行≫ 【あらすじ】 みんなの顔が<のっぺらぼう>に見える−−。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。家族みんなで暮らした懐かしいパルプ町。桜咲く<サクラバ>や六角交番、タンカス山など、あの町で起こった不思議な事件の真相を兄が語り始める。懐かしさがこみ上がるメフィスト賞受賞作!(裏表紙より) 『高く遠く空へ歌ううた』を読み気になったので、読んでみた。こっちのほうが肌に馴染みやすかった。最初から<のっぺらぼう>と意味深な言葉がでてきたからだろう。 凌一は息子の彰が人の顔がのっぺらぼうに見えると知り、迷わず20年あっていない兄恭一に連絡をとった。恭一もまた人の顔がのっぺらぼうに見えるのだと、始まりを語りだす。子供の頃、住んでいたパルプ町。そこで起きた事件の真相を < 無邪気な子供時代に突きつけられた運命により、無邪気さを棄てざるを恵那なかった。 『高く遠く空へ歌ううた』と同じ人たちが出てきて、そういったリンクしているのは面白かった。 |