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空を見上げる古い歌を口ずさむ,小路幸也
空を見上げる古い歌を口ずさむ
著/小路幸也

P311 ≪37文字×16行≫
【あらすじ】
 みんなの顔が<のっぺらぼう>に見える−−。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。家族みんなで暮らした懐かしいパルプ町。桜咲く<サクラバ>や六角交番、タンカス山など、あの町で起こった不思議な事件の真相を兄が語り始める。懐かしさがこみ上がるメフィスト賞受賞作!(裏表紙より)

 『高く遠く空へ歌ううた』を読み気になったので、読んでみた。こっちのほうが肌に馴染みやすかった。最初から<のっぺらぼう>と意味深な言葉がでてきたからだろう。
 凌一は息子の彰が人の顔がのっぺらぼうに見えると知り、迷わず20年あっていない兄恭一に連絡をとった。恭一もまた人の顔がのっぺらぼうに見えるのだと、始まりを語りだす。子供の頃、住んでいたパルプ町。そこで起きた事件の真相を

たがい者>、<す者>そして<稀人>。同じ人だけれども、どこか変わってしまった人たち。一緒にいては巻き込んでしまうと知り、<稀人>の恭一は家族から離れた。
 無邪気な子供時代に突きつけられた運命により、無邪気さを棄てざるを恵那なかった。

『高く遠く空へ歌ううた』と同じ人たちが出てきて、そういったリンクしているのは面白かった。
posted by 破砕 | 23:22 | 小説_日本(あ行〜か行まで) | - | - |
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