松永久秀の真実,藤岡周三
2012.05.15 Tuesday
著/藤岡周三
自己評価:
NDC:289個人伝記<28伝記<2歴史
P270 ≪41文字×16行≫
【目次】
「第一章 日本近世城郭の開拓者・久秀」、「第二章 久秀の三悪を検証」
「第三章 松永久秀−−その人物像」、「第四章 松永久秀−−その実績」
「第五章 久秀を支えた人々」、「第六章 久秀のこぼれ話」
「第七章 三好・松永勢にたちはだかった勢力」、「第八章 阿波三好氏の衰運」
「第九章 揺れ動いた足利十五代」
戦国時代の三悪人といえば、北条早雲、斉藤道三、松永久秀であり、下克上の典型とも言われる。果たして松永は本当に極悪人なのか。
久秀には直系の子孫がいないため、悪評を弁護する機会がなかったらしい。
彼の代表する悪行は、将軍殺害、主家に謀反、奈良の大仏殿焼亡。それらを詳しく調べてあり、三悪の評価が大きく変わるはずだ。
そもそも大仏の焼亡は、松永に戦いを挑んだ三好三人衆が東大寺念仏堂を本陣とした。そして、夜戦の際に、思いかけず鉄砲の火が移ってしまったらしい。
なんか、読んでいると松永と敵対していた三好側のほうが、色々としでかしているように見えた。松永は半年ほど堺の住人にかくまわれていたらしいが、悪名高い人物なら、すぐに密告されていたんじゃなかろうか。
果たして「悪人松永久秀」は、本当なのだろうかと、考えさせられる。










